季節の変わり目に身体がだるいのはなぜ? 10月の寒暖差と身体の変化

2026年10月02日 13:15


10月に入り、少しずつ秋らしさを感じるようになってきました。

朝晩は涼しい。

でも、日中は意外と暖かい。

昨日は過ごしやすかったのに、今日は少し肌寒い。

そんな日が増えてくるのも、季節の変わり目ならではかもしれません。

この時期、

「なんとなく身体がだるい」

「朝起きてもスッキリしない」

「いつもより疲れやすい気がする」

そんな感覚はありませんか?

病気というほどではない。

でも、なんとなく本調子ではない。

今回はそんな「季節の変わり目のだるさ」を、寒暖差や身体の働き、そして東洋医学の視点から眺めてみたいと思います。

気温が変われば、身体も変わる


私たちの身体は、外の環境が変わっても体温などを一定の範囲に保とうとしています。

暑ければ汗をかいたり、皮膚の血管を広げたりする。

寒くなれば血管を収縮させたり、熱を逃がしにくくしたりする。

こうした調節には、自律神経などさまざまな仕組みが関わっています。

つまり、

外の気温が変化しているとき、身体の中でもその環境に合わせた調節が行われている

ということです。

10月のように朝晩と日中の気温差が大きかったり、日によって気温が変わったりする時期には、

「今日は何を着よう?」

と私たちが迷うように、身体もその時々の環境に合わせながら働いています。

だからこそ、季節の変わり目に「いつもより少し疲れるな」と感じたときには、

単純に「体力が落ちた」と考えるだけではなく、

「最近、身体が対応している環境そのものが変わっていないかな?」

と眺めてみるのも一つです。

「寒暖差」だけが原因とは限りません


ここで少し大切にしたいことがあります。

季節の変わり目のだるさを、すべて寒暖差だけで説明することはできません。

睡眠時間や睡眠の質。

食事。

仕事の忙しさ。

運動量。

冷房や暖房。

気圧や天候。

精神的な緊張。

そして、それまでの季節をどのように過ごしてきたのか。

私たちのコンディションは、いろいろなものが重なりながら変化しています。

だから、

「寒暖差があるから身体がだるい」

と決めつけるよりも、

季節の変化をきっかけに、最近の自分を少し振り返ってみる。

そんな使い方のほうが、自分の身体を知るヒントになるかもしれません。

東洋医学では、秋は「収めていく季節」


東洋医学では、人間も自然の一部として捉えてきました。

春には広がり、

夏には活発になり、

秋には少しずつ収まり、

冬には蓄える。

もちろん、現代医学とは異なる身体観ですが、昔の人たちは自然の変化と人間の心身の変化を重ねながら観察していたのでしょう。

秋は、夏に外へ向かっていたものを少しずつ内側へ収めていく季節。

陰陽という視点から見ても、夏の「陽」が盛んな状態から、少しずつ「陰」が増えていく時期として捉えられます。

そう考えると、

夏と同じペースで動き続けるだけではなく、

少し休む時間を増やしたり、

身体を冷やしすぎないようにしたり、

睡眠を見直したり。

季節に合わせて、自分の暮らしも少しずつ変えていく。

そんなことも秋の養生の一つなのかもしれません。

10月に取り入れたい、小さな養生


季節の変わり目だからといって、何か特別なことを始める必要はありません。

まずは小さなところから。

たとえば、

・朝晩と日中の気温差に合わせて、脱ぎ着できる服装にする
・シャワーだけで済ませず、ゆっくり湯船につかる日をつくる
・温かい飲み物や汁物を取り入れる
・睡眠時間だけでなく、朝起きたときの感覚も観察してみる
・疲れている日は、予定をひとつ減らしてみる
・軽く身体を動かして、今の身体の感覚を確認する

大切なのは、

「秋だからこれをしなければ」

ではなく、

今の自分には何が心地いいだろう?

と身体に聞いてみること。

静かに休むほうが心地いい日もあれば、少し歩いたほうがスッキリする日もあります。

養生にも、その日の自分に合った形があります。

季節を見ることは、自分を見ること


私たちはつい、

「なんで今日はこんなに疲れているんだろう」

と、自分の身体だけを切り取って考えてしまうことがあります。

でも少し視野を広げてみると、

気温が変わっている。

日の長さが変わっている。

空気が変わっている。

食べるものも、着るものも変わっている。

自然が大きく変化しているのだから、その中で暮らしている私たちの感覚が変化することも不思議ではありません。

身体がだるいと感じたとき、

すぐに何かを足そうとする前に、

「最近、どんな環境の中で過ごしていたかな?」

と振り返ってみる。

そこから、

少し休む。

少し温める。

少し身体を動かす。

少し予定を減らす。

そんな小さな選択をしてみる。

季節の変わり目は、自分の身体の声に気づくきっかけにもなります。

秋の空気を感じながら、

心と身体にも少しずつスペースをつくっていきたいですね。

季節の変わり目に、身体を見つめる時間を


前橋市の当整体サロンでは、身体の状態だけでなく、日々の過ごし方や季節による変化なども伺いながら、一人ひとりの身体を丁寧にみていきます。

「病気というほどではないけれど、なんとなく身体が重い」
「疲れが抜けにくく、休日は休むだけで終わってしまう」
「自分の身体と、もう少し上手につき合っていきたい」

そんなときも、まずは今の身体がどんな状態なのか、一緒に観察するところから始めてみませんか。

季節や暮らしに合わせながら、心と身体に少しスペースをつくる。

前橋市で心と身体のメンテナンス等、お探しの方は、お気軽にご相談くださいね〜✨

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